スターティアの第1四半期は2ケタ増収ながら売上原価、販管費の増加により減益となる

■9月30日を基準日とした1対2の株式分割を発表

 31日に発表されたスターティア<3393>(東1)の今期第1四半期業績は、2ケタ増収ながら売上原価、販管費の増加により減益となった。

 第1四半期連結業績は、売上高22億53百万円(前年同期比17.9%増)、営業利益△1億07百万円(前年同期6百万円)、経常利益△85百万円(同18百万円)、純利益△80百万円(同38百万円)であった。

 同社はウェブソリューション関連事業、ネットワークソリューション関連事業、ビジネスソリューション関連事業を展開している。
 各事業共に2ケタの増収となっているが、利益面では減益となった。

 第1四半期は、投資が先行した結果、赤字となっているが、通期連結業績予想は、売上高100億円(前期比15.2%増)、営業利益11億34百万円(同51.8%増)、経常利益11億34百万円(同29.2%増)、純利益5億67百万円(同4.2%減)と売上高、営業利益、経常利益は過去最高を見込んでいる。

 なお、同日に9月30日を基準日とする1対2の株式分割を発表した。また、株式分割に伴い、期末の配当金を11円から5円50銭にすることも発表した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る