KYBは海外、国内とも想定以上、業績、配当予想の増額修正など好感され戻り高値を更新

銘柄フラッシュ

■下期の為替前提は1USドル135円、1ユーロ135円に

 KYB(カヤバ)<7242>(東証プライム)は11月7日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の3480円(195円高)まで上げて今年9月21日以来、約1か月半ぶりに3400円台を回復している。前週末取引日・4日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)が想定を上回り、今3月期の業績、配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 4~9月の連結売上高は前年同期比12.9%増の2098.86億円で、営業利益は同7.5%増の148.26億円だった。今3月期の連結業績見通しは、従来予想に比べ、売上高を7.8%引き上げ、営業利益は12.1%、親会社の所有者に帰属する当期利益は13.3%各々引き上げた。為替前提レートは通期で1USドル134.49円、1ユーロ136.86 円(第3四半期連結会計期間以降は1USドル135円、1ユーロ135円)。3月期末配当も1株につき従来予想比10円増の70円の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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