日本エム・ディ・エムは後場一段高、正午過ぎに第3四半期決算を発表し好感買い拡大

■人工関節など日米市場で好調

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は1月30日の正午過ぎに第3四半期決算を発表し、株価は後場一段高となって649円(23円高)まで上げ、戻り高値を更新した。活況高となっている。

 人工関節など、整形外科領域を中心とする医療機器の開発製造会社で、2025年3月期の第3四半期決算(24年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比8.6%増の184億58百万円、営業利益が同3.9%増の12億29百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.0%増の8億79百万円だった。日本国内の人工関節分野は、人工骨頭挿入術(BHA)で新製品などの獲得症例数が増加し、BHA全体の売上高が2桁成長となり順調に推移した。米国では人工膝関節分野の人工膝関節置換術(TKA)で獲得症例数が増加し、人工股関節分野も新製品の寄与などで好調だった。

 今期・25年3月期の連結業績予想は、4月に公表した予想を全体に継続し、売上高は252億円(前期比8.7%増)、営業利益は18億50百万円(同5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億円(同2.2%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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