コクヨは株主優待の拡充が好感され後場一段と強含む、寄付を導入、贈呈品は1000円相当分を上乗せ

■マテリアリティ理解と株主還元の強化を推進

 コクヨ<7984>(東証プライム)は12月26日の後場、一段と強含む場面を見せ、取引開始後に1899円(13円高)まで上げて今年10月につけた年初来の高値1917円に迫った。正午、株主優待制度に寄付制度を導入し、贈呈する自社製品については1000円相当の増額を行うと発表し、好感された。その後は伸び悩んでいるが堅調に推移している。

 発表によると、当社グループのマテリアリティ(重要視して優先的に取り組んでいる課題)を更に深くご理解いただきたいという思いから、株主優待制度にマテリアリティを基軸とした寄付制度を導入することを決定した。同時に、提供する自社グループ商品については、株主還元の強化を目的として、それぞれ1000円相当の増額を実施することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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