日経平均一時2万6000円を割る、今年の相場の下値圏に接近

東京証券取引所

■今年は2万5000円前後から2万8000円の間を4回往復

 12月29日朝の東京株式市場で、日経平均が一時2万6000円の大台を割り込み、2万5965円41銭(375円09銭安)まで下押す場面があった。取引時間中の2万6000円割れは2022年10月3日以来、約3ヵ月ぶりになる。

 今年・2022年の日経平均は、おおむね2万5000円前後から2万8000円前後の間を4回ほど往復する往来相場だったが、下値は3月の2万4681円74銭、6月の2万5520円23銭、10月初の2万5621円96銭、などがあった。経験則的には、ざっくりと見てこれらの安値の水準で下げ渋る傾向が出てきやすいとされる。一方、これらの安値水準を割り込むと新たな下値を探る相場に移行することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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