スマレジは業績好調など見直され戻り高値に接近、来年のインバウンド回復期待も追い風に

■第2四半期累計の営業利益は通期予想の6割を達成

 スマレジ<4431>(東証グロース)は12月29日後場一段と強含み、13時にかけて11%高の2022円(199円高)まで上げ、2週間前につけた戻り高値に接近し、年初来の高値2152円(2022年1月4日)を指向している。12月14日に発表した第2四半期決算(22年5~10月・累計)の売上高が前年同期比37.5%増加し、営業利益は通期予想の6割に達するなどで注目点が多いとされ、見直される様子。来年、インバウンド(訪日観光客)回復なら重要再拡大の見方がある。

 主要なクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応したマルチ決済サービス『スマレジ・PAYGATE』などが好調で、第2四半期(22年5~10月・累計)の売上高は前年同期比37.5%増の26.41億円だった。営業利益は3.97億円で、前年同期比では8.0%減だが、2023年4月期の予想の6.51億円に対し61%の進ちょくとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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