JトラストグループのJトラストロイヤル銀行(カンボジア)が同国とMOUを締結、政府調達における入札保証など幅広くビジネスをサポート

■同国最大の財閥グループとJトラストが出資、国内に17拠点

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)とカンボジア最大の財閥グループThe Royal Groupが出資するJトラストロイヤル銀行(J Trust Royal Bank、本店:プノンペン)は、2024年5月にカンボジア王国経済財務省(以下、「経済財務省」)との間で政府調達における入札保証及び契約履行保証業務に関する覚書(以下「MOU」)を締結し、同国でビジネスを行う企業の活動を幅広くサポートしている。同行は、Jトラスト銀行インドネシアと並び、Jトラストグループの東南アジア金融事業をけん引する中核的な位置にある。

 本MOU締結により、Jトラストロイヤル銀行はカンボジア王国における政府調達への入札及び契約請負業務を行う主に建設、物流、サビース業など日系含めたグローバル企業から地場企業に対し幅広くビジネスをサポートすることが可能となった。本MOU締結を認められている銀行は限られており、Jトラストロイヤル銀行がこれまでカンボジア王国の金融を支えてきたことが評価されたものと考えている。

 Jトラストロイヤル銀行は、JトラストとThe Royal Group(カンボジア最大の財閥グループ)の出資する銀行として、カンボジア王国内に17の拠点を有し、これまで上記入札保証及び契約履行保証業務はもとより融資、預金、為替、外国送金業務などの多岐にわたるサービスを、日系含めたグローバル企業から地場企業などの法人顧客層、そして富裕層、現地駐在員をはじめとする幅広い個人顧客層向けにリレーションを大切に提供してきた。

 またJトラストロイヤル銀行は、前身であるANZ Royal Bankが2005年に開業した際、カンボジアで初めてATM、クレジットカード、インターネットバンキングのサービスを開始して以降、今日まで金融サービスにおいて革新をもたらし続けてきた。

 今後も「既成概念にとらわれないファイナンシャルサービスを提供する企業体を目指す」Jトラストグループのビジョンのもと、引続き世界レベルのクオリティサービスをカンボジアのお客さまにお届けする方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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