シナネンHD、「自転車用ヘルメット着用に関する実態調査」を実施

■約8割のユーザーがヘルメットを毎回着用していない

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)と、子会社で、自転車の製造・卸売及び自転車専門店「ダイシャリン」を展開するシナネンサイクルおよび、シェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSは、4月1日より自転車用ヘルメットの着用が努力義務化となることを踏まえ、日常的に自転車を利用する全国の約1,300人を対象に「自転車用ヘルメット着用に関する実態調査」を実施し、調査結果を発表した。

【トピックス】
・週に1回以上自転車を利用しているユーザーのヘルメット着用率※は2割。約8割のユーザーがヘルメットを着用していないことがあると回答。ヘルメット所有者においても着用率は約50%。

・ユーザーが考える「ヘルメット着用者を増やすために必要だと思うこと」は、「持ち運びやすいヘルメットの開発」(47.3%)が1位、次いで「ヘルメット着用の重要性に関する報道の増加」(32.8%)、「ヘルメット購入に対する補助制度」(29.4%)となった。

・ヘルメットを使用する場合に重視するポイントは、「ヘルメットの軽量性」(51.8%)が1位、2位は「安全基準を満たしている」(49.5%)、3位に「自分専用であること」(40.3%)がランクイン。

・自転車乗車中のヒヤリ・ハット経験シーンは「交差点走行中」(57.0%)がトップ。ヒヤリ・ハット経験後の行動変化は、半数以上が「スピードを抑えるようになった」と回答するも、「ヘルメットを着用するようになった」ユーザーは2割。

・4月1日からのヘルメット着用努力義務化は約7割のユーザーが認知。法改正への関心度の高さがうかがえる。
※ヘルメット着用率:今回の調査において、ヘルメットを毎回着用すると回答したユーザーの割合。

【調査概要】
・調査方法:セルフ型ネットリサーチFastaskでのアンケート調査
・調査期間:2023年2月16日(木)~18日(土)
・調査対象:週に1回以上自転車(他人と自転車を共有するサービスを含む)を利用する全国の15歳~69歳の男女1,299名
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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