ファイバーゲートが高値を更新、中期計画と自社株買い発表を契機に出直り続く

■信用売り残や日証金の貸株が多く、カラ売り撤退の買い注文も

 ファイバーゲート<9450>(東証プライム)は3月29日、次第高となって再び上値を追う相場となり、午前10時にかけては8%高の1036円(76円高)まで上げ、2日ぶりに今年に入っての高値を更新している。3月17日の取引時間中に発表した自己株式取得(自社株買い)と中期計画を契機に株価は急反発基調に転じ、断続的に年初来の高値を更新している。株式需給を見ると、信用売り残や日証金の貸株が多いため、カラ売り投資を終了するための買い注文も混じって上値を追いやすくなっているとの見方がある。

自社株買いは、取得株式総数11万6800株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の0.57%)、取得総額1億円(上限)で、取得期間は2023年3月20日から同年9月15日までの予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る