【株式市場】日経平均は160円高、円安など好感し年初来の高値に迫る

◆日経平均は2万8675円32銭(160円54銭高)、TOPIXは2042.26ポイント(15.29ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億800万株

 4月18日(火)前場の東京株式市場は、米半導体株指数が続落したため半導体関連株は総じて軟調に推移したものの、NYダウなどは景気敏感株を軸に反発したため日本製鉄<5401>(東証プライム)などの鉄鋼株やホンダ<7267>(東証プライム)などが堅調となり、三菱商事<8058>(東証プライム)などの商社株も堅調。銀行株や不動産株もしっかりとなった。日経平均は62円高で始まり、次第に上げ幅を拡げて午前10時40分頃に179円96銭高(2万8694円74銭)まで上げ、3月につけた年初来の高値2万8734円79銭、ザラ場ベース)に迫り、前引けも上げ幅を保った。

 日置電機<6866>(東証プライム)が一段高となり四半期決算など好感。インスペック<6656>(東証スタンダード)は更なる大口受注が舞い込んでいるのではとの憶測など言われ一段高のストップ高。TONE<5967>(東証スタンダード)は臨時のストップ値幅拡大を受けて一段高となり好決算を連日好感。キャンバス<4575>(東証グロース)は臨床試験のデータカットオフ発表など好感され急伸。ロコンド<3558>(東証グロース)は大幅増益の今期業績予想と自社株買いで買い気配のままストップ高。

新規上場となったジェノバ<5570>(東証グロース)は前場、買い気配のまま1880円(公開価格は470円)となっている。まだ初値はついていない。

 東証プライム市場の出来高概算は5億800万株、売買代金は1兆2084億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1441銘柄、値下がり銘柄数は321銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、銀行、水産農林、小売り、食料品、情報通信、その他製品、陸運、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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