かどや製油が急騰し年初来高値を更新、1対3株式分割と期末配当135円に増額

■純利益40%またはDOE3.5%を目処に継続配当

 かどや製油<2612>(東証スタンダード)は2月5日、配当方針の変更、期末配当予想の修正、株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更を発表した。配当方針は新たに連結株主資本配当率(DOE)を導入し、「連結の親会社株主に帰属する当期純利益の40%」または「DOE3.5%」のいずれか高い方を目処とする。適用開始は2026年3月期からとする。

 配当方針変更に伴い、2026年3月期の期末配当予想を従来の1株105円から135円へ引き上げた。あわせて、2026年3月31日を基準日として普通株式を1株につき3株に分割し、発行済株式総数は2820万株となる。効力発生日は2026年4月1日で、発行可能株式総数を4800万株に拡大する定款変更も同日付で実施する。

■株式分割と配当増額を好感し急騰

 株価は2月6日、前日比315円高の4420円と急騰し、年初来高値を更新した。1対3の株式分割と、2026年3月期の期末配当を135円へ増額したことが好感された。始値4300円から買いが先行し、一時4465円まで上伸、出来高も3万株超と直近水準を大きく上回った。新配当方針では純利益40%またはDOE3.5%を基準とする還元姿勢を明確化しており、配当利回りは3%台を確保する。自己資本比率81%と財務基盤も厚く、分割後の投資単位引き下げによる個人投資家層の拡大期待が、株価の水準訂正を後押しした。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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