森下仁丹は朝方ストップ高のあとも大幅高で推移、業績予想の大幅な増額修正など好感、配当も増額

■高脂血症用剤など当初の予想を上回る見込みに

 森下仁丹<4524>(東証スタンダード)は4月21日、買い気配を上げてストップ高の2398円(400円高、20%高)で始まり、午前11時を過ぎては2200円台まで押されているが、3年超に及ぶ底練り相場から大きく出直っている。20日の15時に今3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、朝方は買い集中となった。

 2023年3月期の連結売上高は従来予想を13%上回る見込みとし、営業利益は2倍の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は2.1倍の見込みに見直した。高脂血症用剤(一般名:オメガ-3脂肪酸エチル)が当初の予想よりも増収となり、フレーバーカプセルも当初の予想より増収となった。配当(期末のみ実施)は従来予想の1株37円50銭を40円の見込みに増額した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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