山崎製パンは営業利益34%増など好感され急伸、原料高のイメージあり想定を上回る増益の見方

■調査筋の積極評価はあったが直近まで株価は小動き

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は4月28日、急伸相場となり、取引開始から15分ほど買い気配を続けた後15%高の1845円(240円高)で始まり、さらに上値を試して売買されている。27日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年1~3月)は前年同期比で売上高が6.6%増加し、営業利益は34.4%増加。小麦粉高や食用油の相次ぐ値上げの記憶が新しく、想定を上回る増益との見方が出ている。

 同社株については、3月下旬にSMBC日興証券が目標株価を300円引き上げて1700円に見直したと伝えられ、4月初旬には、みずほ証券が同じく100円引き上げて1750円に見直したと伝えられた。だが、株価は小動きの域を出ずじまいで推移してきた。小麦や食用油などの値上がりの影響がこれら調査筋の分析と投資家の「肌感覚」とでは異なっていたとの指摘も出ている。

 12月通期の連結業績予想は全体に据え置き、売上高は前期比2.9%増の1兆1080億円、営業利益は同22.5%増の270億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同21.3%増の150億円を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る