エイトレッド、クラウド型ワークフロー『X-point Cloud V3.4』電子帳簿保存法対応のデータ保存・管理機能オプションリリース

■メールで受け取った請求書等をシステムに添付し申請承認するだけで誰でも簡単に法的要件へ対応した管理が可能に

 ワークフローソリューションベンダーのエイトレッド<3969>(東証スタンダード)が開発・提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud(エクスポイント クラウド)」は、5月26日に提供開始となる『X-point Cloud V3.4』にて電子帳簿保存法対応のデータ保存・管理機能をリリースしたと発表。同オプションは電子帳簿保存法(施行日:令和4年1月1日)第7条の、電子メール、EDI、クラウドサービス等による授受のあった電子取引に関するデータを法令要件に沿って保存するものとなる。

■電帳法対応オプションの主な機能

 同オプションにより、請求書・見積書・納品書・注文書・領収書等の証憑を電子データで自社発行または取引先企業から受領した場合に、電帳法の保存要件を満たした方法で保存と管理を行い、会計上の証憑として利用可能にする。

 この機能は、電帳法の「電子取引情報に係る電磁的記録の保存」の保存要件を満たすべく、電帳法対応の知見が豊富な、帳簿書類電子化のスペシャリストであるSKJ総合税理士事務所様の監修を受けて開発された。現在、同社はJIIMAの『電子取引ソフト法的要件認証』を申請中であり、厳格な要件を満たした機能となっている。

 「X-point Cloud」上で作成するフォームごとに電子取引の対象設定が行えるほか、証憑検索機能は権限を付与されたユーザーのみ利用が可能など、きめ細かな機能が備わっている上、同社のデータ保存・管理機能において、1TBまでのデータ保存が本オプションで利用可能。

 受領した電子請求書等をシステムに添付し、申請承認するだけで簡単に法的要件に即した管理を可能にするとともに、「X-point Cloud」の強みである柔軟な連携機能によって派生業務を一気通貫に効率化することで、顧客の課題解決に貢献していくとしている。

【オプション基本サービス】

(1)承認処理した電子取引情報・書類をその他参考書類等の添付ファイルと共に所定のストレージ領域(X-point Cloud契約ユーザーが直接アクセスできない場所)に格納する。
(2)保存される電子取引情報・書類は、取引日(範囲指定可)、金額(範囲指定可)、取引先で検索することが可能。
(3)保存データの保存・更新・削除は常に記録(何時、誰が)され保存期間内の削除は論理削除となる。
(4)保存データの検索は許可されたユーザーのみ行う事ができ、一覧をCSV保存することができる。(索引簿)
(5)保存対象はフォーム単位で指定でき、設定内容は常に記録される。

【オプション価格】
 5000円/月額(税別) ※初期費用なし ※ユーザー制限なし

【主な想定利用シーン】

 メール添付やシステムからダウンロードで受領したデータファイルを、各社で定義したプロセスに基づいて適切な担当者がワークフローで申請・承認・保存することで、監査等の際は適正な証憑の検索・参照が効率的に実施可能。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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