建機株が全面高、コマツは2週間ぶり高値を更新、米利上げ中止観測やNY株急伸など好感

■コマツには5Gを用いた遠隔制御システムなどへの期待も

 6月5日の東京株式市場では、建設機械株も全面高となり、コマツ(小松製作所)<6301>(東証プライム)は取引開始後に6%高の3549.0円(202円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2022年6月以来の高値に進んでいる。連結売上高に占める地域別割合は北米地域が最大で、米FOMCでの6月利上げ中止観測を受けた米国景気回復期待、NYダウの前週末700ドル高などが買い材料視された。日立建機<6305>(東証プライム)、加藤製作所<6390>(東証プライム)も6%高まで上げている。

 コマツには5Gを用いた遠隔制御システムなどへの期待もあり、再び注目が強まった。コマツの前期・23年3月期の連結決算は売上高が前期比26.4%増の3兆5435億円、営業利益は同54.8%増の4907億円。地域別では、CIS(ロシア圏)中国を除くすべてで増加し、北米、アジア、中南米は大きく増加した。今期は為替前提を1ドル125円、1ユーロ133円とするなど、実勢対比では1ドル15円近い円高を前提とし、売上高は4.6%減、営業利益は0.1%増の予想とする。保守的との見方が多いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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