【株式市場】中国株の反発など好感し全業種指数が上げ日経平均は7日ぶり反発

◆日経平均の終値は1万8376円83銭(570円13銭高)、TOPIXは1478.97ポイント(46.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は34億4739万株

チャート2 26日後場の東京株式市場は、円がやや軟化したことなどが好感されてファナック<6954>(東1)などが一段高く始まり、日経平均も上海市場の後場が始まった14時にかけて636円14銭(1万8442円84銭)まで一段高となった。上海市場の後場は3%高前後で堅調に推移し、新日鐵住金<5401>(東1)などの中国景気敏感株が一段ジリ高となった。東証マザーズ指数など主な指数はすべて反発した。

前場軟調だったファーストリテイリング<9983>(東1)が堅調に転換して上値を追い、東京電力<9501>(東1)などの電力株も一段堅調。東邦金属<5781>(東2)はマグネシウム合金に関する新技術を大学と共同開発したことなどが再び材料視されて反発し、FFRI<3692>(東マ)ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は日本政府に対する海外からの盗聴疑惑などが思惑視されて急伸。

東証1部の出来高概算は34億4739万株(前引けは17億6288万株)、売買代金は3兆8001億円(同1兆8586億円)。1部上場1894銘柄のうち、値上がり銘柄数は1792(同1585)銘柄、値下がり銘柄数は92(同253)銘柄。

また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、保険、その他製品、その他金融、電気機器、証券・商品先物、サービス、陸運、輸送用機器、などとなった。

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