【株式市場】NY株高見て安心感が増し内需株なども上げ日経平均は大幅続伸

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万8724円31銭(347円48銭高)、TOPIXは1517.49ポイント(38.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億3957万株

チャート2 27日前場の東京株式市場は、NY株式が619ドル高の大幅反発となったため、昨日の日本株の反発に懐疑的だった向きにも買い安心感が広がり、コマツ<6301>(東1)が2日ぶりに2000円台を回復など中国景気の影響の大きい銘柄も軒並み高い。日経平均は上海株式市場の取引が始まった日本時間の10時30分過ぎに433円22銭高(1万8810円05銭)まで上げた。前引けは347円48銭高(1万8724円31銭)。

 キユーピー<2809>(東1)が7%近く上げるなど食品株が総じて高く、東京海上ホールディングス<8766>(東1)などの保険株や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株も軒並み高い。輸出関連株は自動車株がほぼ全面高の一方、電機株や機械株には安い銘柄もあった。7月7日に上場した富士山マガジン<3138>(東マ)朝日ラバー<5162>(JQS)が好業績などを再評価とされてストップ高となり、五洋インテックス<7519>(JQS)は今回の全体急落前の水準を回復した。

 東証1部の出来高概算は14億3957万株、売買代金は1兆5151億円。1部上場1892銘柄のうち、値上がり銘柄数は1664銘柄、値下がり銘柄数は172銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る