【話題株】歌舞伎座と松竹の株価は午後堅調、猿之助さん逮捕と伝えられたが「チケットWeb松竹」は「△」(空席わずか)目立つ

■『七月大歌舞伎』(歌舞伎座)「1階桟敷席」は9割以上の日が「△」「×」

 歌舞伎座<9661>(東証スタンダード)は6月27日の後場、4805円(5円高)で始まり、前場の一時4770円(30円安)から持ち直して小高くなっている。「市川猿之助容疑者を逮捕、母親の自殺をほう助した疑い」(テレ朝NEWS6月7日午前10時44分)と伝えられ、株価への影響を気にする向きがあったものの、相場心理特有の「出尽くし感」が働いたとみられている。同社は「歌舞伎座」の家主に当たり、賃料収入が主軸。歌舞伎の興行は松竹<9601>(東証プライム)が行う。

 「チケットWeb松竹(24時間受付)」(6月27日13時40分現在)で東日本地区、歌舞伎座の『七月大歌舞伎』(公演期間7/3~7/28)の空席照会を見ると、「1階桟敷席」は9割以上の日が「△」(空席わずか)と「×」(空席なし)で埋まっている。1等席、2等席には「〇」が目立つが、料金が最も安い3階B席(4000円)はすべての日で昼の部・夜の部とも満席となっている。

 松竹の株価も後場は持ち直しており、前場は一時1万680円(75円安)などと軟調だったが、後場は1万755円(前日比変わらず)で始まった後1万850円(95円高)まで上げている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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