【銘柄フラッシュ】ショーケース・TVなど最近上場株が高く倉元製作所などは急伸

銘柄

 1日は、江守グループホールディングス<5020>(東1)が17.0%ストップ高の急出直りとなり、日証金が1日申し込み分から貸借取引にかかる品貸料の最高料率を通常の10倍にしたため買い戻しが殺到した。東証1部の値上がり率トップ。3月16日の第3四半期決算発表で中国子会社での不適切取引を要因に特損の計上を発表したため急落していた。ユニオンツール<6278>(東1)は8.0%高となり、31日に発表の第1四半期決算と自社株買いが好感され、千代田インテグレ<6915>(東1)は6.1%高となり業績予想の増額修正が好感された。大泉製作所<6618>(東マ)は16.3%ストップ高となり、デンソー<6902>(東1)との取引を商社経由から直接取引に移行との発表などを好感する相場になった。

 倉元製作所<5216>(JQS)は6日連続ストップ高の20.3%高となり、マグネシウム電池を用いた防災照明器具などが引き続き材料視され、ジェイテック<2479>(JQS)は17.3%高となり日々公表銘柄の解除などを好感、3月初に多言語対応の飲食店向けメニューオーダーシステムなどを材料に急伸し、信用取引規制などを受けていた。

 日経平均採用銘柄が重いため最近上場した銘柄に注目が移り、3月25日に上場のシンデン・ハイテック<3131>(東マ)は12.3%高となって上場来の高値を更新し、26日に上場した日本動物高度医療センター<6039>(東マ)は21.0%高、ショーケース・TV<3909>(東マ)は15.6%高、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は6.7%高となって高値を更新した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る