ノジマがシンガポール上場企業のM&A注目され2019年の高値に進む

株式市場 銘柄

■東南アジアにおける電気製品、IT 製品および家具の有力小売業CAL社にTOB

ノジマ<7419>(東1)は1月18日の前場、2297円(88円高)まで上げて2019年に入っての高値に進み、前引けも2254円(45円高)と堅調だった。朝、シンガポール証券取引所に上場する家電、IT製品及び家具の小売事業外車 Courts Asia Limited(以下「CAL社」)への公開買付(TOB)の開始を発表し、注目された。

 発表によると、この公開買付は、アジア事業子会社NojimaAsia Pacific Pte.Ltd.(以下:ノジマ・アジア)を通じ、CAL社の発行済株式総数の全株式を対象とする。CAL社は、カンボジアにデジタル家電専門店を2店舗展開。東南アジアにおける電気製品、IT 製品及び家具の有数な小売業者。

 ノジマは、東南アジアでの事業基盤を獲得し、同社のノウハウを活用し、また互いの強みを持ち寄りながら付加価値を向上させ、さらに今後、東南アジアを中心としてグローバルでの事業拡大を目指すとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る