住友電工グループ、楽々Webデータベースが外部API参照機能を搭載!ノーコード型エクセル業務効率化支援ツールの最新版を提供開始

■「楽々WDB」に新機能、外部サービスと連携して業務効率化を実現

 住友電気工業<5802>(東証プライム)グループの住友電工情報システムは18日、ノーコード型エクセル業務効率化支援ツール「楽々Webデータベース(らくらく ウェブ データベース、楽々WDB)」の最新版を2023年6月から提供開始したと発表。

 最新版では、外部API*1参照機能を搭載し、外部APIを提供しているシステムの情報を楽々Webデータベースで活用することができる。また、アンケート機能を新たに搭載した。

 楽々WDBは、ExcelファイルをWebアプリ化することで、従来行っていたExcelファイルの配布・収集・集計作業を大幅に軽減し、また、最新情報をリアルタイムに共有できるため、業務のスピードアップや品質向上などの業務効率化を実現する。

 楽々WDBは働き方改革を推進するツールとして、2018年10月よりクラウド版を、また2019年10月からはオンプレミス版をそれぞれ提供開始している。

【新機能】

■外部API参照機能(クラウド版/オンプレミス版共通)

 APIで提供されている外部サービスを楽々WDBに組み込むことができるようになった。組み込んだ外部サービスから取得できるリストを、画面入力時にポップアップウインドウに表示し、リスト選択ができるようになる。たとえば、郵便番号を住所に変換する外部サービスを楽々WDBに組み込むことにより、入力された郵便番号から住所を自動で入力項目にセットする、または基幹システムに提供されているサービスから、費目や取引先などの一覧を取得してポップアップウインドウ上に表示し、選択するといった使い方が可能。同機能により省力化、また、誤入力を防止して業務の効率化を図ることができる。

■アンケート機能(オンプレミス版)

 今回、新たにアンケート機能をオンプレミス版に追加した。この機能は、ユーザー登録が不要なアンケート用URLを生成して配布することができるため、企業の顧客へのアンケートや大学での学生へのアンケートなど、人数が極めて多い場合や、不特定多数のご利用に活用できる。またアンケートだけではなく、企業の問合せ窓口など、さまざまな用途で利用できる。

*1:API(Application Programming Interface)
 APIとは、アプリケーションの機能を他のアプリケーションでも利用できるようにするための仕組みのこと。外部サービスで提供されているAPIを呼び出して利用することを外部API参照と呼ぶ。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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