日産自動車は「配当性向30%へ」に期待強まり自動車株の中で上げ目立つ

日産自動車 7201

■日産自6%高、マツダ4%高、トヨタとホンダは1.9%高、円安など好感

 日産自動車<7201>(東証プライム)は7月19日、出直って始まった後も次第高となり、午前11時にかけては6%高に迫る590.5円(31.9円高)前後で売買され、自動車株の中で大きな上げとなっている。「日産CFO、『配当性向30%へ』、来期以降の見通し」(日本経済新聞7月19日付朝刊)と伝えられており、足元の20%弱からの拡大に期待が強まったようだ。第1四半期の決算発表は7月26日を予定している。

 この時間帯、自動車株の値上がり率は、マツダ<7261>(東証プライム)が3.9%高、ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は1.9%高、トヨタ(トヨタ自動車)<7203>(東証プライム)は1.8%高、スズキ<7269>(東証プライム)は1.7%高、など。NY株のダウ7日続伸や円相場の1ドル139円台に戻る円安再燃などが好感されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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