ソフトバンクが高値を更新、営業利益の進ちょく率32%などに注目集まる

業績でみる株価

■第1四半期連結決算、売上高は5%増加

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は8月7日、大きく出直って上値を追い、午前11時にかけて3%高の1608.0円(47.0円高)まで上げて5取引日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年11月以来の1600円台に進んでいる。4日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月、IFRS)の営業利益が前年同期比2.1%増の2463億19百万円と堅調で、期初に開示した通期予想7800億円の32%に達したことなどが好感されている。

 23年4~6月の連結売上高は同5.0%増の1兆4296億66百万円だった。親会社の所有者に帰属する四半期利益は同15.4%増の1467億19百万円だった。23年5月に策定した3か年の中期経営計画では、通信料の値下げの影響からの回復に取り組み、この計画期間の最終年度である26年3月期に親会社の所有者に帰属する純利益を最高益となる5350億円と計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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