【業績で見る株価】ポールトゥウィンは16年1月期は急回復、株価に見直し余地

業績で見る株価

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>(東1・売買単位100株)は、16年1月期から増収増益基調に復帰することや、増配が見直されて、反騰色を強めよう。

同社はソフトの不具合検査、ネット看視を2大事業としている。家庭用ゲームソフトのデバッグではニンテンドー3DS、プレイステーション3用に加えてプレイステーション4の受注が増加したものの、新機種向けソフト開発の長期化で受注が伸び悩んでいる。利益率の低い海外売上高の増加、人件費のアップで2015年1月期は売上高147億5300万円(前々期比6.3%増)、営業利益18億6100万円(同13.2%減)、経常利益18億7900万円(同17.9%減)、当期純利益10億円(同17.0%減)と増収減益決算を余儀なくされた。

しかし、2016年1月期はゲーム開発・運営やEコマースに対するBPOサービスを開発して積極的に提供。また、アミューズメント機器、スマートフォン向けアプリ・ソーシャルゲームでのデバック事業のシェア拡大、Eコマース市場拡大に伴いネット看視事業の受注が好調だ。売上高178億8100万円(前期比21.2%増)、営業利益22億9300万円(同23.2%増)、経常利益23億400万円(同22.6%増)、当期純利益13億8700万円(同38.6%増)を確保するという。営業利益はこれまでの最高だった2014年1月期実績21億4400万円を更新して過去最高となる。予想1株当利益は72円85銭(前期52円60銭)にアップ。配当は年間18円(前期16円)と2円増配を実施する意向だ。

来期以降も増収増益を確保することが期待され、業績は拡大路線に復帰する見通し。株価は2015年2月9日の安値769円から反発し1000円前後で堅調に推移している。

昨年来高値は2040円(14年1月)、同安値769円(15年2月)、26日終値は989円。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る