近鉄百貨店は一時値を消すが切り返す、今期の予想経常利益74%上方修正

■コロナ沈静化、外出機会の増加など受け予想を大幅に上回る見込み

 近鉄百貨店<8244>(東証スタンダード)は8月23日、大きく出直る相場となり、取引開始後に6%高の2569円(148円高)まで上げ、ほどなく3%高(79円高の2500円)まで値を消したが午前11時を過ぎては再び6%高まで切り返して強い地合いを見せつけている。22日の17時に業績予想の大幅な増額修正を発表し、買い優勢となった。

 2月通期(2024年3月期)の連結業績予想は、売上高を従来予想比1.8%上回る見込みとし、営業利益は同43.3%、経常利益は同73.9%上回る見込みとした。感染対策の大幅な緩和により外出機会が増加し、24年2月期の第1四半期の業績は好調に推移した。また、同第2四半期についても、引き続き好調に推移しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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