【株式市場】前場の日経平均は106円高、JR4銘柄や百貨店株など高く中国関連株もしっかり

◆日経平均は3万1962円99銭(106円28銭高)、TOPIXは2271.20ポイント(5.49ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億7361万株

 8月23日(水)前場の東京株式市場は、中国景気の不透明感などが言われた割に安川電機<6506>(東証プライム)や資生堂<4911>(東証プライム)などが堅調に推移し、トヨタ<7203>(東証プライム)やダイキン<6367>(東証プライム)なども堅調。処理水放出の東京電力HD<9501>(東証プライム)も堅調。半導体株はキーエンス<6861>(東証プライム)などが高い。JR4銘柄と百貨店株もしっかり。日経平均は138円安で始まったが、これを下値として次第に堅調になり、前引けにかけては109円69銭高(3万1966円40銭)まで上げた。

 JR東海(東海東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)が活況高となり9月末の株式5分割発表を好感。タツモ<6266>(東証プライム)は半導体株の出遅れとされテクニカル妙味も言われて一段高。近鉄百貨店<8244>(東証スタンダード)も出来高急増の活況高となり業績予想の大幅な増額修正を好感。ニチリョク<7578>(東証スタンダード)は四半期決算を好感する買い継続し6日続伸。メイホーホールディングス<7369>(東証グロース)は日々公表銘柄の解除受け再騰勢の期待と連日ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億7361万株、売買代金は1兆2050億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1182銘柄、値下がり銘柄数は553銘柄。

 東証33業種別指数は26業種が値上がりし、電力ガス、パルプ紙、鉄鋼、陸運、非鉄金属、食料品、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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