クレスコは新製品の10月開始などに期待強く回復順調

銘柄

 クレスコ<4674>(東1・売買単位100株)は1727円(13円高)まで上げて反発し、中国株の波乱に端を発した全体相場の急落につられて一時1500円台まで下げたあとの回復が順調。半値戻しの水準になる1700円台を固める展開となっている。

 期待要因としては、世界に130カ国以上の支社を持つアプリケーションソフトの世界的大手・SAP社(独)のERPシステムと国内の経費精算クラウドサービスなどを連携する際に、新たなシステム開発やプログラミングが要らず初期設定作業だけで連携を実現できる新サービスを10月1日に開始することなどが言われている。

 このところ急落前の水準を回復する銘柄が増えているが、いぜん外部環境が不透明なため一段高を望むには厳しいと見られる銘柄もあり、この点でまだ急落前の水準を回復していない銘柄が有利と見て注目する動きある。

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