【株式市場】NY急伸など好感し大幅高だが中国お休みのため材料株など物色

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8352円98銭(257円58銭高)、TOPIXは1492.55ポイント(26.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億996万株

チャート4 3日前場の東京株式市場は、NY株の急伸293ドル高などが好感されて日経平均が売買開始後に386円17銭高(1万8481円57銭)まで上げたが、中国の株式市場が抗日記念日の祝日で3、4日と休場のため積極的に売買しづらい面があり、中国景気に敏感とされる新日鐵住金<5401>(東1)などは朝方を高値にややダレ模様となった。主な株価指数はすべて高い。

 材料株物色が活発になり、ディフェンシブ性のある薬品株が高い中でもJCRファーマ<4552>(東1)は培養細胞新製品の承認などが好感されて活況高。MRT<6034>(東マ)はスマートフォンのカメラ機能を利用する医療相談システムなどが材料視されて連日急伸し、ビューティガレージ<3180>(東マ)は週明けの四半期決算発表に期待があり反発。上場2日目のSTUDIOUS(ステュディオス)<3415>(東マ・売買単位100株)は大幅高。

 東証1部の出来高概算は10億996万株、売買代金は1兆1354億円。1部上場1895銘柄のうち、値上がり銘柄数は1496銘柄、値下がり銘柄数は293銘柄となった。

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