オエノンHDは前後場ともジリ高基調で高値に迫る、「四季報」の評価や新製品への取組を好感

業績でみる株価

■「採算急改善」、地域活性化の取組みとして「ダム貯蔵酒」発売

 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は9月15日、前後場ともジリ高基調の相場となり、13時を過ぎて本日現在高の455円(29円高)まで上げて2020年10月以来の高値に進んでいる。合同酒精などの持株会社で、13日に地域活性化の取組みとして、秋田県と連携した「ダム貯蔵酒」の清酒『小野こまち純米大吟醸』を小安峡温泉でお披露目」など2本のリリースを発表しているが、株式市場では、15日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)にある「値上げがフル寄与」「採算急改善」などの評価を受けて再び注目されたとの見方が出ている。

 第2四半期連結決算(2023年1月~6月・累計)は各利益とも前年同期比で大幅に黒字転換し、営業利益は20億29百万円だった。12月通期の予想は据え置き、通期の予想営業利益は24億円。第2四半期までの進展の好調さが目立った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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