【株式市場】前場の日経平均は445円高、NY株高と円安など受け主力株に高値更新が続出

◆日経平均は3万3613円52銭(445円42銭高)、TOPIXは2435.62ポイント(30.05ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し9億2907万株

 9月15日(金)前場の東京株式市場は、NY株式のダウ3日ぶり反発、NASDAQ2日続伸と円安などが好感され、東京エレク<8035>(東証プライム)が高値に迫るなど半導体関連株の上げが活発化し、王子HD<3861>(東証プライム)、日本製鉄<5401>(東証プライム)、ホンダ<7267>(東証プライム)、日本郵船<9101>(東証プライム)など、主力株に高値更新が続出した。阪急阪神HD<9042>(東証プライム)などプロ野球・阪神タイガース優勝関連株は反落模様だったが、原油高を受け出光興産<5019>(東証プライム)などが高値に進み、みずほFG<8411>(東証プライム)も高値を更新。日経平均は260円高で始まり、次第高となって午前11時に466円21銭高(3万3634円31銭)まで上げ、前引けも今年7月3日以来の3万3600円台で推移した。

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)が出直りを強め子会社アーム社の米国上場好発進を好感。TOKYO BASE<3415>(東証プライム)やANYCOLOR<5032>(東証グロース)は急伸し大きく出直り四半期決算の大幅増益など好感。ディーブイエックス<3079>(東証スタンダード)は株主還元の強化・増配発表が好感され一時ストップ高の急伸。エコナビスタ<5585>(東証グロース)四半期決算が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し9億2907万株、売買代金は2兆1972億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1328銘柄、値下がり銘柄数は450銘柄。

 東証33業種別指数は31業種が値上がりし、石油石炭、鉱業、電力ガス、不動産、パルプ紙、輸送用機器、証券商品先物、建設、その他金融、海運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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