エイトレッド、アルコニックスがクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」導入によりペーパーレス化を推進、申請業務に要する時間を約1/3に短縮

■さらに各社ごとにバラついていたグループ17社の申請決裁業務を標準化し、グループ全体での業務効率化や内部統制の強化も実現

 ワークフローソリューションベンダーのエイトレッド<3969>(東証スタンダード)は、同社が提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」を利用しているアルコニックス<3036>(東証プライム)の導入事例を公開した。

【X-point Cloud導入の背景】

 非鉄金属の生産から販売までを網羅し、非鉄金属業界における総合ソリューション企業の地位を確立しているアルコニックスは、広大なグループのネットワーク構築に際し以下3点の課題を抱えていた。

・大量の紙の帳票が業務と保管の両面で負担に
・グループインした会社の申請決裁業務の標準化が必要
・アナログな業務スタイルの刷新が急務に

 これらの課題を解決するため、クラウド型ワークフローX-point Cloudを導入した。

【X-point Cloud選定の理由】

 ユーザビリティの高さや馴染みやすいUIを評価され、アルコニックスで導入されていたグループウェア「サイボウズ Garoon」との連携サービスを決め手となり導入した。

【X-point Cloud導入による効果】

 現在、アルコニックスではグループ17社、約40の部署でX-point Cloudが利用されている。システムリリース後から継続的に申請書を追加していき、電子化された申請書の数は60種類以上にのぼる。申請業務に要していた時間も短縮されたことによって、従来の1/3ほどの時間で決裁が得られるようになり、グループ全体で業務効率化が促進され、生産性は大きく向上している。

 さらに、M&Aで傘下に収めたグループ17社へのシステム展開により、申請業務の標準化も達成されている。バラついていた業務フローや決裁権限などを統一し、グループ会社の統制強化を実現した。

 また、連携サービスを活用し、サイボウズGaroonのトップページにX-point Cloudを組み込む形でシステムを展開した結果、課題でもあったサイボウズGaroonの利用率が大幅に向上し、掲示板などの機能活用も広がったことによって、グループ内に根強かったアナログな業務スタイルの変革も進んでいる。(※2023年9月15日時点)

【クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」について】

 「X-point Cloud」は、直感的操作で誰にでも使いやすく、まるで紙のようなフォームだからスムーズに導入可能なクラウド型ワークフロー。ノーコード&安心のサポート体制で現場にも運用者にもストレスなくペーパーレス化、データベース化を同時に実現。稟議をはじめとした申請承認業務の電子化だけでなく、多彩な連携機能と便利な検索・集計機能で業務をどんどん効率化し、スピーディーな経営につなげる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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