ペプチドリームは下値圏から持ち直す、ジェネンテック社との契約一時金40百万ドル(約59億円)に注目集まる

■今期の業績予想は当期利益27億円

 ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は9月20日、反発基調で始まり、取引開始後は1705.0円(48.0円高)まで上げて下値圏から持ち直している。同日朝、米バイオベンチャーのGenentech(ジェネンテック)社との共同研究開発およびライセンス契約を発表し、「契約一時金として40百万ドル(約59億円:1USドル=147.7円))を受領」などとしたため注目が集まっている。

 ペプチドリームの今期・2023年12月期の連結業績予想(8月9日発表の第2四半期決算短信より)は、売上高が300億円(前期比11.7%増)、営業利益は63億円(同29.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は27億円(同64.3%減)。発表では、さらに今後、開発、承認、販売マイルストーンフィーとして10億ドル(約1477億円:同)を受け取る可能性があるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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