【株式市場】乱高下となり日経平均は朝の安値から500円戻し再び軟化

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7727円90銭(64円26銭安)、TOPIXは1435.39ポイント(9.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億3867万株

チャート6 7日前場の東京株式市場は乱高下となり、日経平均はNY株の前週末272ドル安などを受けて9時30分過ぎに313円44銭安(1万7478円72銭)まで下げる場面があったが、その後急速に持ち直して10時40分過ぎには一時221円48銭高(1万8013円64銭)と安値から500円戻し、前引けは再び軟調となった。年金基金が株価指数連動型で買い出動したとの見方があった。

 東芝<6502>(東1)が順延していた前期決算を9時30分に発表し、急速に持ち直して堅調転換し、上海株式が始値を除いて堅調となっているため、新日鐵住金<5401>(東1)も堅調に転換した。日本化薬<4272>(東1)が極小カプセルに入れる抗がん剤の報道などを材料に急伸し、ナノキャリア<4571>(東マ)がストップ高。上場4日目のベステラ<1433>(東マ)が連日の高値更新となり、日本エマージェンシー・アシスタンス<6063>(JQS)は前週後半に医療渡航支援企業に認証されたことなどでストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億3867万株、売買代金は1兆2500億円。1部上場1896柄のうち、値上がり銘柄数は501銘柄、値下がり銘柄数は1309銘柄となった。

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