青山商事は次第に出直り拡大、「月次」の発表迫り期待強まる

■前回発表の8月分は既存店9か月連続増加、全店は5か月連続増加

 青山商事<8219>(東証プライム)は10月6日、ジリ高基調となり、午前10時にかけては6%高の1535円(81円高)まで上げ、反発幅を広げている。毎月7日を基準に月次動向「月次売上高前年比(速報)」を発表しており、期待する動きが強まっている。前回発表の8月分は、「ビジネスウェア事業」の既存店売上高が前年同月比14.5%増加し、2022年12月から9か月連続の増加だった。

 8月の「ビジネスウェア事業」の全店売上高は同11.3%増加し、23年4月から5か月連続増加。23年に入ってコロナ後の社会活動回復を受け、ビジネスウェアの回復が強まる傾向と受け止められている。6月までは「スーツとフォーマルが好調に推移」とのコメントが続いたが、7月からは「フォーマルを中心に好調」とし、式典や冠婚葬祭の復活再開が寄与しているとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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