Jトラストは急伸後もジリ高続く、第1四半期の営業利益など通期予想を上回る

■通期予想は第1四半期を終了したばかりのため据え置く

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月15日、大きく出直って始まった後もジリ高傾向となり、午前11時にかけて15%高の450円(59円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに450円台を回復している。5月12日に発表した第1四半期連結決算(2023年1~3月、IFRS)の営業利益、税引前四半期利益が期初に公表した通期予想額を上回る好結果となり、買いが朝方だけにとどまらない相場となっている。

 第1四半期の連結営業収益は前年同期の2.1倍だった。営業利益などは期初に公表した通期予想額を上回り、ミライノベート社の合併や現Jトラストグローバル証券の子会社化による上乗せなどを考慮しても好調だった。

 通期の業績予想については、「第1四半期を終了したばかりであることを踏まえて、先行きの確実性を見極めた上で、修正することとし、現時点での変更は行っておりません」(決算短信)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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