中外製薬が急反発、12月決算で各利益とも2期ぶりに最高を更新、今期も続伸を見込む

■今期予想はCore営業利益23.4%増へと増益率が拡大

 中外製薬<4519>(東証プライム)は1月31日、切り返して始まり、取引開始後は5%高の6659円(293円高)まで上げ、7日ぶりの反発基調となっている。30日の17時に発表した12月決算(2024年12月期/連結)が各利益とも2期ぶりに最高を更新した上、今期・25年12月期の予想もCore営業利益を23.4%増とするなどで好感買いが先行している。

 24年12月期の連結決算は、売上高が前期比5.3%増加し、営業利益は同23.4%増の5420億2百万円、株主に帰属する当期利益も同19.0%増加して3873億17百万円となり、各利益が2期ぶりに最高を更新した。今期・25年12月期の予想も売上高を5.3%増、Core当期利益を19.1%増の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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