Lib Work、日本国内では最大規模となる高さ1.4mの3Dプリンティングによる土壁の出力に成功

 Lib Work<1431>(東証グロース)は11日、浜田晶則建築設計事務所に3Dプリンターの技術提供をおこない、建築作品「土の群島」の完成に協力し、日本国内では最大規模となる、高さ1.4mの3Dプリンティングによる土壁の出力に成功したと発表。10月6日(金)から29日(日)まで開催されるTokyo Midtown DESIGN TOUCHの期間中、当該作品は東京ミッドタウン内の芝生広場に展示される。

■「土の群島」作品コンセプト

 3Dプリンターなどの次世代の建築工法でつくり上げた作品「土の群島」。建設時に廃棄物として捨てられる土と自然素材の硬化剤を混ぜ合わせることで建材としての材料強度をもたせ、3Dプリンターをはじめとしたさまざまな構法で造られた。

 「幼い頃に砂場で城や山をつくって遊んだように、自由に造形された群島に触れ、身を預け、長い年月を経た土の時間と、私たちが立つ大地の下の世界について、共に想像してほしい」―そんな想いから生まれた次世代の建築作品となっている。

■開催概要

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH
期間:2023年10月6日(金)~10月29日(日) ※雨天中止
時間:11:00~21:00 
場所:東京ミッドタウン内芝生広場
料金:無料
クリエイター:建築家・浜田晶則
主催:東京ミッドタウン

■業績に与える影響

 2024年6月期の業績予想に与える影響は軽微。今後開示すべき事項が生じた場合は、速やかにお知らせするとしている。

■クリエイター浜田晶則氏について

 1984年富山県生まれ。2012年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2014年AHA浜田晶則建築設計事務所設立。同年よりteamLab Architectsパートナー。明治大学兼任講師。コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法により建築とデジタルアートの設計を行い、人と自然と機械が共生する社会構築をめざしている。主な作品として「綾瀬の基板工場」(2017)、「torinosu」(2020)。主な著書に『オルタナティブ・パブリック』(2023)。現在は、大阪・関西万博のトイレ施設、TIMELESSCOURT IZUなどのプロジェクトが進行中。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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