横浜銀行と東日本銀行は統合を「本日付議」とし横浜銀が小高い

株式市場

 横浜銀行<8332>(東1・売買単位千株)は朝寄り後に726.0円(10.6円高)まで上げて2日続伸基調となり、東日本銀行<8536>(東1・売買単位千株)は434円(5円安)を上値に小反落基調となっている。

 読売新聞の8日付朝刊に横浜銀行と東日本銀行の経営統合に関する報道が載り、両行とも朝の東証IR開示で「本日開催の取締役会に付議する予定」と発表。早ければ本日8日の取引終了後にも発表会見などが行なわれるとの期待が出ている。

 両行の経営統合については、日本経済新聞の9月1日付夕刊が、持ち株会社の社名は「コンコルディア」などと伝えた。このため、両銘柄を目先的な値幅狙いの対象と見る場合には、正式発表になった段階で一時的に材料出尽くし売りが増える可能性がある。むしろ、こうして軟調になる場面を中長期的視点で狙う投資家が少なくないようだ。

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