リプロセルは米国子会社の展開に注目集まり3日続伸基調

■臨床試験の支援契約を発表、「サンプル処理と保管に優れた実績」

 リプロセル<4978>(東証グロース)は5月9日の後場、247円(4円高)で始まり、前場の一時250円(7円高)に続いて堅調に推移している。午前11時、米国子会社REPROCELL USA Inc.が米ランタンファーマ社の臨床試験を支援する契約を締結と発表、期待材料視されている。株価は下値圏での推移を続けているが、直近は3日続伸基調。下値圏からの出直りを強める期待が出ている。

 発表によると、米ランタンファーマ社の第2相臨床試験『Harmonic』は、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)による治療後に再発した喫煙歴のない肺腺がん患者を対象に、ランタンファーマ社の治験薬LP-300とカルボプラチン、ペメトレキセドの併用療法の臨床的優位性を明らかにするために実施されている。リプロセルを支援パートナーに選択したことについて、ランタンファーマ社では、臨床試験サンプルの処理と保管において優れた実績があることなどを評価したという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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