TOPPANは浅草で同時通訳技術による多言語観光ガイドの実証実験を実施

■浅草で同時通訳ガイドの実証実験

 TOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)グループのTOPPANは、10月11日~26日の3日間、浅草で同時通訳技術による多言語観光ガイドの実証実験を実施する。同実験では、日本語からの同時通訳を英語、中国語、韓国語の3言語で実施し、外国人観光客の円滑なコミュニケーションを支援する。

■同時通訳技術で多言語観光ガイドの実証

 同社は、2020年より総務省の委託研究「多言語翻訳技術の高度化に関する研究開発」を実施しており、多言語翻訳技術を同時通訳に高度化することを目指している。今回、同研究で開発した同時通訳エンジンをTOPPANが知見を有する遠隔多人数翻訳システムに実装し、観光ガイドに活用する実証実験を実施する。

 実験では、浅草の仲見世通りから浅草寺周辺を巡る観光ツアーで、同時通訳エンジンを実証用システムに活用する。ガイドは参加者に対して定型文登録による翻訳ガイドと合わせて、リアルタイムで会話した内容の同時通訳エンジンによる翻訳で説明を行う。参加者は、指定のURLから会話ルームに入り、予め設定した言語でガイドによる説明を音声やテキストで確認する。

 同実験では、同時通訳技術の社会実装に向けて翻訳システムのユーザビリティ及び参加者の体験向上の検証を行う。また、同実証に先立ち事前検証を秋葉原の外国人向け観光ツアーガイドで実施し、合計17人の参加者からは、母国語でのガイドの分かりやすさやUIの使いやすさを高く評価された。

 同社は、同実験を踏まえた同時通訳技術による多言語ガイドシステムの構築を進め、2024年4月からの販売開始を目指す。同時通訳技術の社会実装を通じて、外国人との円滑なコミュニケーションを実現し、多言語コミュニケーション基盤構築を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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