【株式市場】前場の日経平均は137円安、米金利上昇やNYダウ反落など影響

◆日経平均は3万2356円76銭(137円90銭安)、TOPIXは2313.23ポイント(29.26ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億761万株

 10月13日(金)前場の東京株式市場は、米金利上昇やダウ、NASDAQ反落などを受け、トヨタ<7203>(東証プライム)、ソニーG<6758>(東証プライム)などが軟調に始まり、半導体関連株もキーエンス<6861>(東証プライム)などは上げたが高安混在となった。中で、8月決算が好調だったファーストリテ<9983>(東証プライム)、USEN-NEXT・HD<9418>(東証プライム)は今期予想も好感されて活況高など、好決算銘柄が活況高。日経平均は取引開始後に38円42銭高(3万2533円08銭)まで上げたがオプションSQ算出に伴う一時的な上げとされ、その後は一時177円86銭安(3万2313円80銭)まで下押して前引けも軟調だった。

 明光ネットワークジャパン<4668>(東証プライム)が急伸し40周年記念配当や今期の増益転換予想など好感。PR TIMES<3922>(東証プライム)は第2四半期の大幅上ぶれ決算など好感され急反発。幸和製作所<7807>(東証スタンダード)は業績予想の増額など連日好感され一時2日連続ストップ高。大伸化学<4629>(東証スタンダード)は一時急動意となり9月締めの上期決算に期待のもよう。キャスター<9331>(東証グロース)は九州地盤で半導体向上の相次ぐ進出に期待の見方。ELEMENTS<5246>(東証グロース)は直近四半期の黒字化など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は7億761万株、売買代金は2兆552億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は152銘柄、値下がり銘柄数は1648銘柄。

 東証33業種別指数は全業種が値下がりし、下落率の小さい業種は、海運、鉱業、精密機器、陸運、倉庫運輸、電気機器、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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