IBJは自社株買い完了と新たな実施が好感され出直り強める、積極策を好感

■80万株を満額取得、さらに80万株を上限として開始

 IBJ<6071>(東証プライム)は10月18日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の639円(30円高)をつけて出直りを続けている。17日の夕方、自己株式取得(自社株買い)の完了と新たな実施を発表し、好感されている。「機動的な資本政策の実施並びに株主への一層の利益還元を目的」とした。

 17日の17時、80万株を上限に2023年9月1日から24年2月8日までの予定で行ってきた自社株買いの取得株数が同年10月17日の時点で80万株に達したため終了するとし、新たに取得総数80万株、取得総額5億円を各上限として23年10月18日から24年2月8日までの予定で自社株買いを実施するとした。積極的な株式価値向上策と受けとめられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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