ミロク情報サービスが戻り高値に進む、「103万円のカベ」変更などの経済対策が追い風になる期待

■新規顧客増加とサブスクモデル推進により業績順調

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は11月22日、次第高となって続伸幅を拡げ、午前11時過ぎに1960円(31円高)まで上げて約1か月ぶりに戻り高値を更新している。ERP(統合業務ソフト)や会計事務所向けのITソリューションなどを提供し、「Galileopt」は年末調整業務のペーパーレス化や業務の早期化を実現。「103万円のカベ」変更が22日にも決定される政府の経済対策に盛り込まれることになり、基礎控除などの制度変更は同社の事業にとって追い風との見方が出ている。

 第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)は親会社株主に帰属する中間純利益が12.5%増加するなどで好調だった。新規顧客開拓とサブスクリプションモデル(利用料方式)の推進により、ストック型のサービス収入は15.8%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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