ANAPは2日連続ストップ高、中東情勢などの影響から遠く「ワーナー・ブラザース100周年」コラボアイテムに期待

■赤字決算で下げた分を大きく回復、勢い強まる

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は10月19日、連日急伸し、取引開始後に36%高の300円(80円高)まで上げて2日連続ストップ高となり、約3か月ぶりに300円を回復している。引き続き、16日に発表した「ワーナー・ブラザース100周年記念コラボアイテム販売開始」などが買い材料視されており、中東情勢や米金利上昇など、相場を取り巻く外部環境の影響が相対的にマイルドな銘柄として目先資金が集まっているようだ。

 13日に発表した8月決算は赤字拡大となり、今8月期の予想は「開示が可能となった時点で速やかに開示」と保留した。株価はこの発表後に200円を割り込んで大きく下押したが、19日は発表前の水準を大きく上回った。ワーナー・ブラザース100周年記念コラボアイテムへの期待は強いものがあるようだ。16日から発売開始としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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