プレミアグループは第2四半期の好決算と自社株買いが好感され大きく出直る

■自社株買いの上限は発行株数の6.4%に相当する250万株

 プレミアグループ<7199>(東証プライム)は10月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は10%高の1595円(144円高)まで上げ、約1か月ぶりの水準を回復している。中古車向けクレジット、ファイナンスサービスなどを行い、前取引日の10月27日15時に発表した第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計、IFRS)の営業収益が前年同期比で25.7%も増加した上、自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期累計期間は、「中古車価格が正常化の兆しも高止まりの状況」(説明資料より)が続き、中古車市場(台数)は僅かに回復した中で、「クレジット/故障保証ともに好調でトップライン(取扱高)は2ケタ成長」となった。また、金利上昇については機動的な転嫁などを行い、「影響はほとんどなかった」。

 自社株買いは、250万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.4%)、取得総額30億円を各上限として、2023年10月30日から24年3月29日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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