エスプールは最高益決算と新中期計画など注目され急伸、一時値上がり率トップ

■前11月期の営業利益39%増、5年後に2倍以上をめざす

エスプール<2471>(東1)は1月14日、急伸し、16%高の875円(119円高)まで上げたあとも14%高の860円前後で推移している。13日の15時に11月決算と今期予想値、新中期計画を発表。一時、東証1部の値上がり率トップに躍り出て活況高となった。

 2020年11月期の連結決算は売上高が210.09億円(前期比19.9%増、)となり、営業利益は22.28億円(同38.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15.80億円(同46.0%増)となるなど、売上高、各利益とも最高を更新した。

■既存事業の継続的な発展、第3、第4の収益柱の構築など推進

 新たに策定した新・中期経営計画(2021年11月期~25年11月期)では、取り組むべき課題として、環境変化に合わせた既存事業の継続的な発展、次の10年を見据えた第3、第4の収益の柱の構築、ESG経営を軸とした持続的成長を支える仕組みの強化、などを推進する。

 中期計画での数値計画は、連結売上高を初年度である今期・21年11月期に248億円(前期比18%増)とし、到達年度の25年11月期に410億円(初年度計画比65%増)とした。営業利益は、21年11月期に25億円(前期比12%増)とし、到達年度の25年11月期に50億円(同2倍)とした。(HC)

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