日清製粉G本社が急伸、第2四半期の大幅増益と業績予想の増額修正を好感

■今3月期の営業利益は従来予想比34.3%引き上げる

 日清製粉G本社(日清製粉グループ本社)<2002>(東証プライム)は10月30日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は12%高の2080.0円(219.0円高)まで上げて1か月半ぶりに2019年以来の高値を更新している。前取引日の10月27日15時30分に発表した第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)が5月に開示した従来予想を大幅に上回って着地し、今3月期の通期予想の増額修正なども発表、好感買いが先行している。第2四半期累計の連結営業利益は従来予想を34%上回った。

 第2四半期累計期間は、海外製粉事業の好調推移やコロナ明け後の人流増加、インバウンド回復効果などにより、売上高は従来予想を3.7%上回った。3月通期の連結業績予想を全体に大幅増額修正し、従来予想比で営業利益を34.3%引き上げ、親会社株主に帰属する四半期純利益は47.6%引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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