タカギセイコーが高値を更新、ホンダの電動二輪事業拡大、5000億円規模の投資に期待強まる

■販売先は「ホンダ、スズキ」が多く波及効果は大の見方

 タカギセイコー<4242>(東証スタンダード)は11月30日、再び上値を追う相場となり、午前11時過ぎに11%高の2070円(206円高)まで上げて約3か月半ぶりに年初来の高値を更新。後場は伸びきれないが、14時にかけて7%高の1990円前後で活況高となっている。

 2輪、4輪車向けの高機能樹脂成型品や金型を手掛け、販売先は「ホンダ、スズキ」(会社四季報・秋号)のため、ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)が29日に開催した「電動二輪事業説明会」で2021年から10年間で合計約5000億円の投資を計画し、2030年のグローバルでの電動二輪車の年間販売台数目標を、昨年公表した350万台に対して50万台増となる400万台とする、などとしたことを受けて波及効果に期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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