マルマエは6日続伸の後1日休んで一段高、補正予算に半導体産業強化が盛られ期待強まる

■大真空、TOWAなども強くマルマエにも一段高の期待

 マルマエ<6264>(東証プライム)は11月30日、再び出直りを強める相場となり、朝方に3%高の1848円(62円高)まで上げて約3か月ぶりに1840円を回復。6日続伸の後1日休んで再び上値を追う相場となっている。半導体製造装置向けの真空パーツなどを手がけ、29日に可決した2023年度補正予算では、「半導体の生産能力を増強するための補助金などに1兆5450億円を充てる」(日本経済新聞11月30日付朝刊)とされ、波及効果などに期待が強まっている。

 30日の株式市場では、半導体関連株が全般に高い中で、大真空<6962>(東証プライム)が14%高、封止装置のTOWA<6315>(東証プライム)は7%高など、真空関連メーカーの値動きが目立っ。マルマエには出遅れ感が強まってきたとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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