朝日ラバーは白河工場にV2Hシステムを導入、エネルギーの有効活用を目指す

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は12日、福島県白河市にある白河工場の敷地内に、V2Hシステム(Vehicle to Home:クルマから家へ)を導入したと発表。V2Hシステムは、電気自動車などに蓄えられた電気を有効活用するためのシステム。

 V2Hシステムにより、車両の電池を利用して施設の電力供給が可能になるため、BCPの観点で災害の際に顧客情報や生産情報を利用するためのITシステムの非常電源としての活用や、通信機器や照明など安全の確保など非常用電源としての活用を想定している。

 また、社有車だけでなく電気自動車やプラグインハイブリッド車で白河工場および隣接する白河第二工場に来社する顧客に充電用として利用もらう。

 白河工場をはじめ同社の工場では、太陽光発電パネルを屋根に設置している。2022年度に自家消費した太陽光発電量は、約97万kWhで全工場の使用総電力の11.9%となった。同社では今後も、省エネルギー活動と電力の有効活用を推進していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る